抗体作製
ポリクローナル抗体は、1種の抗原に対して複数のエピトープを認識する抗体を含んでいますので、ウエスタンブロットや免疫組織染色等の実験に幅広く利用されています。ウサギ・モルモット・ラット・マウスの対応が可能です。ご希望に応じて、取得した血清のアフィニティー精製も対応いたします。
モノクローナル抗体は、1つのエピトープを認識する1種類の抗体になりますので、ポリクローナル抗体よりも特異性が高い場合が多いです。また、モノクローナル抗体を生産するハイブリドーマを樹立することで同じ性質の抗体を大量に生産できる点もモノクローナル抗体の特長になります。腹水作製や培養上清の調製にも対応しております。
動物に依存しない独自手法であるファージディスプレイを用いたモノクローナル抗体作製もご提供可能です。動物免疫に依存しないため、免疫寛容の影響なくヒトやマウスの抗原に対する抗体の作製ができます。毒性を持つ抗原や免疫反応自体に関わる物質に対する抗体の作製にもご活用いただけます。
また、抗体作製に利用されるペプチドの合成も実施しております。各種の修飾(N末アセチル化、C末アミド化、Biotin化、リン酸化など)にも対応しております。 |