XL-Western Marker

ウェスタンブロッティング用分子量マーカー

商品説明

XL-Western Markerシリーズは、ウェスタンブロッティング用の分子量マーカーです。特別な試薬を添加することなく、ウェスタンブロッティングの抗体検出条件下で分子量バンドが可視化されます。検出時に可視化されるバンドには IgG の結合性が高い Protein A 及び Protein G を採用している為、様々な一次抗体、二次抗体が結合します。HRPやAP検出等、多くの抗体検出系での使用が可能です。

XL-Western Marker Color Plus

XL-Western Marker Color Plusは、色素付タンパク質(5バンド)と、IgG結合性タンパク質(5バンド)で構成されています。色素付きのバンドは電気泳動中の分離状態の確認、及びブロッティング効率の評価に適しています。IgG 結合性バンドは抗体検出条件下で標的タンパク質と同様に検出される為、抗体反応のポジティブコントロールとして使用でき、また移動度を比較することで標的タンパク質のおよその分子量の算出を可能にします。

XL-Western Marker

このマーカーは、IgG結合性タンパク質(5バンド)で構成されています。IgG 結合性バンドは抗体検出条件下で標的タンパク質と同様に検出される為、抗体反応のポジティブコントロールとして使用でき、また移動度を比較することで標的タンパク質のおよその分子量の算出を可能にします。

特長

XL-Western Marker Color Plus

  • 色素を結合させたタンパク質(5バンド)を含みます
  • IgG結合性タンパク質(5バンド)を含みます
  • Ready-to -use
  • 5μL/Laneを推奨しています

XL-Western Marker

  • IgG結合性タンパク質(5バンド)を含みます
  • Ready-to –use
  • 実験系の検出感度等によってアプライ量を調整できます
    (0.5~5.0μL/Lane)

テクニカルノート

抗体の種類による検出感度の差

本マーカーに含まれるIgG結合性タンパク質の由来は、それぞれ以下の通りです。
94kDa : ProteinA、ProteinG由来のリコンビナントタンパク質
65kDa : ProteinA、ProteinG由来のリコンビナントタンパク質
42kDa : ProteinA 由来のリコンビナントタンパク質
33kDa : ProteinG 由来のリコンビナントタンパク質
13kDa : ProteinA 由来のリコンビナントタンパク質

(実施例)
1.一次抗体:anti-lysozyme rabbit IgG
  二次抗体:anti-rabbit goat IgG
2.一次抗体:anti-cytochrome goat IgG
  二次抗体:anti-goat donkey IgG

※ 上記2種類の抗体の組み合わせにより、ウェスタンブロッティングを行ったところ、
2の条件ではProtein A由来の2バンド(42kDa、13kDa)がほとんど検出されません
でした。
下記の表1に示す通り、ホスト動物種がGoat及びDonkeyの場合、Protein Aとの結
合性が低いためと考えられます。

※ なお、この表は各動物種の免疫グロブリンのProteinA、ProteinGへの結合性を示すものであり、必ずしも実際に弊社のマーカーで検討した結果ではございません。

仕様と価格

商品コード商品名内容販売価格(税別)
SP-2170XL- Western Marker color plus500μL
[説明書][SDS]
24,000円
SP-2180XL- Western Marker500μL
[説明書][SDS]
24,000円

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