SILAC試薬を用いた比較定量解析

SILACで標識したサンプルの網羅的なタンパク質の発現解析を行います。

サービス概要

SILAC (Stable Isotope Labeling using Amino Acids in Cell Culture) 試薬を用いたタンパク質発現・相対定量解析は、安定同位体でラベルしたアミノ酸を含む培養液で培養したサンプルを分析することで、培養細胞由来のタンパク質について同定と発現量の比較定量を同時に行うことができます。

特長

  • 細胞中に発現しているタンパク質を標識化可能
  • 異なる処理を施した細胞間のタンパク質発現量を比較定量
  • 1回の実験で数百から数千タンパク質の同定と共に比較定量が可能
  • DMEM または RPMI 1640 培地を用いる幅広い哺乳類細胞で利用可能 (HeLa, 293T, COS7, U2OS, A549, A431, HepG2, NIH3T3,Jurkatなど)

仕様

装置質量分析計:Orbitrap Exploris 480 (Thermo Fisher Scientific)
HPLC:Vanquish Neo (Thermo Fisher Scientific)
検索ソフト:Mascot Server(Matrix Science Ltd.)
解析ソフト:Proteome Discoverer(Thermo Fisher Scientific. Inc)
必要サンプル量200 μg 以上
推奨サンプル形態SILAC試薬にてラベルした細胞、タンパク質抽出液をご用意下さい
納期1.5~2ヶ月

価格

商品コード商品名内容販売価格(税別)
 SILAC試薬を用いた比較定量解析2検体比較 1,100,000円

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